遠い未来のことを考えるのは楽しい
もしブログで稼げるようになったら……ということを考えるのは楽しい。
まずは再度上京して、そこで人脈作りまくって、YouTubeとかで放送もやって、オフ会企画して、同業者育てて……。
俺の目標は、小説活動をできる時間を作るべく、広告収入を得ることなのだ。そして小説家志望やwebライターたちを育てて、元気のない小説界を盛り上げるのよ。
これは先の見えない話だが「小説が売れない……それだけじゃ食っていけないのなら、新たなスタイルを確立したい」とも思っている。
いつの時代も、物語は必要なんだ。娯楽であると同時に、心の栄養となるのだから。流行に乗って、表面取り繕っただけの消耗品ばかりが目立っちゃ意味がない。小説っていうのは人生の足跡なんだ。それを残すために書いてんだ。
俺は残すぞ……。
必ず、成し遂げるんだ!
……と、熱い言葉を並べるのなら誰にでも出来るんよ。
遠い未来に恋するのも一緒。気持ちよくなるけど、盲目になって近いものが見えなくなる。
山頂目指すなら、足元を見ないとだよ。
そんで、俺の足元には何があるのかっていうと、何もない(笑)
だって誰も通ってない道なんだもの。通ろうとした人たちは全員、道半ばでリタイアしてる。その先を目指すためには、他人とは違った準備が必要ってわけ。
まぁ、今は普通のブログと同じで下地作りだね。当たり前のような情報を載せておく。それにもちゃんと意味はあるのよ。
入門者……つまり「ある専門分野に触れたいけど、何も、なぁ~んにも知識がない!」って人は、いわば童貞とか処女みたいなもんなわけ。最初に教えてくれた存在に対して、愛着を持ちやすいんだよね。だから初心者向け記事って、コアなファン獲得に繋がるの。例え、どこにでもある内容だとしてもね。
例え競争相手のいない場所でも……だからこそ、基本って大事。どこにでもある情報を一通り載せる作業は欠かせない。
経済用語で、競争相手のいない業界のことを「ブルーオーシャン」と言うらしい。血(争い)を見ず、自由気ままに泳げるという意味なんだって。
それはそれは楽しそうな響きなんだけども、「自由」って意外と難しいのよ。
俺らは子供の頃からルールを守る方法を学んできたわけだが、枠からはみ出る方法は教えてくれないんだもんね。
未開の地を開拓することがどれだけ大変か……俺は新作の対戦ゲームで理解した。優秀な人たちが色んなアイデアを元に検証を繰り返して、1~2年かけて遊び方を確立した。
そんな仲間がいるなら良いけど、一人ぼっちじゃ厳しいもんな。
どうすれば1人じゃなくなるのだろうと考えていた。同業者がたくさん欲しいと思っていた。でも、それは難しい。
そもそも、そういう考えはナンセンスだということに気づいたよ。
どうやって応援してもらうか考えたほうが、はるかに簡単じゃないか。