どれだけ低コストで、ニコリキVAPEを楽しめるのか考察
【本体編】
一番安いのは電子パイポ系で、1600程度で2本購入できる。デザイン重視ならEMILI MINI + だけど、5000円くらいするし、味悪いし、バッテリー保ち悪そうなのでオススメはしない。
ペン型でも煙の量が少なく、ニコリキのキック感を味わえる。ただ味そのものは薄いし、安物コイルだからニコチン吸引度は低いのかも。壊れるリスクが高めなのを考慮すると、ボックス型を買うほうが良いかも。
初心者なら、最初にペン型を買って、気に入ったらボックスに移行しつつペン型をサブ機として利用する感じになるのかな。
ボックス型を買う際の初期費用は、以下の通り。
・iStick Pico(18650 VTC5バッテリー付き)
・Merlin MTL RTA Augvape 22mm
・Coil Master V3 DIYツールキット
合計8300円程度。ちなみにどれもAmazonで購入可能。
できるだけ安く初期費用を抑えつつ、満足できる性能というコンセプト。贅沢を言えばPicoじゃなくて、バッテリー2本使うやつでアトマイザー選ばないタイプが良いんだけども。そうなるとVAPORESSO Revenger X(約7000円)となる上にバッテリーも別で買う必要が出ると、値段が跳ね上がってしまう……。安いやつだと2700円くらい(バッテリー内蔵型)で初心者にとってはあまり差がないmodもあるんだけどねぇ。バッテリー内蔵型だと利便性下がるし、ヘタった時に買い換えないといけないから不安がある。
アトマイザーはランニングコストの節約重視。リキッド消費量を抑えるためにMTLタイプ、コイル交換代を抑えるためにRTAタイプ。Merlinも結構高いんだけども、MTL RTA両立してるので一番安くて扱いやすいからチョイス。VAPEは安物を使うとランニングコストが高くなりがちだから、これくらいの出費は仕方ないね。3AVAPE辺りでセールしてたら、他のでも良いかも。でもMTLタイプは結構少ないのよねぇ。「俺は爆煙が好きだから」って人はRTAだけでも良いから選択肢広がるんだけども。
コイルマスターは他にも安めのツールキットを売ってるんだけども、色々道具があったほうが捗るし、VAPEに適した工具のほうがビルドしやすいから、一番高いキットを選択。ワイヤーとコットンついてるのが地味にお財布に優しい。オームメーター(バッテリー別売り)もついてるんだけども、これはPicoでも代用できるから関係なし。もっと安いmodを買っても、結局18650バッテリー1本は買わないといけないってのがビルドのつらいところよね。
まぁいきなりワット数がどうこう、ビルドがどうこう言っても初心者は惹かれないと思うから、最初はファミマで売ってるSmooth V!Pとか電子パイポで始めるのが良いのかなぁ。
【自作リキッド編】
節約家としては無視できないのが、自作リキッド。既製品は国内だと10mlで1000円くらいだし、海外でも年間1~2万円はかかる。
でも自作リキッドなら、できるだけ安く抑えれば年間7000円ほどのランニングコストで終わらすことができる。ワイヤーとコットン代を加味しても1万円いかない程度だから嬉しい。
コスパ重視でいくなら、自作リキッドはVGPG混合液一択。でもそれだと吸ってる感じがしないので、メンソールが妥当かな。匂いは出ないので、吸える場所が広がるしね。ガンクがつきづらいのもポイント。
というわけで、僕個人の意見としては、メンソールニコリキを1年分くらい作り置きするのが節約家として最適解。作り置きなら送料も安く済ませられるしね。
電子パイポ系やMTL RTAでニコリキ吸うなら、ニコチン濃度は18mg(1.8%)がオススメ。DLで吸うならその半分~1/3がちょうどいいかな。
僕は紙巻き時代はピース(タール10mg)とかマルボロ(タール12mg)を吸ってたし、わかばの時代もあった。だから人によって加減しないといけないんだけど、そこは自分で考えてとしか。一応↑のは目安になると思う。
んで、自作リキッドに必要な道具は以下の通り。
・VGPG混合液330ml ×2
・遮光ガラス瓶 1000ml
・フリーポアラー
・シリンジ
・ビーカー 100ml目盛り
・ゴム手袋
・無地ラベル
以下、HiLIQで買うやつ。
・ベース液 120ml ニコチン100mg/ml(10%)
・清涼剤 30ml
・遮光ガラスのユニコーンボトル お好きなサイズ
上はAmazonで買っても5000円で収まる。下は送料込みでも6500円くらいで、送料無料セール中&ユニコーンボトルなしなら、5000円もしない。
ちなみにメンソールはプラスチックを溶かすので、ガラス瓶推奨。腐ることはないんだけども、遮光ガラスなら日持ちも良くなる。まぁガラス瓶はビール瓶とかあればそれで大丈夫かなぁ。
以下、作り方。
- まずゴム手袋をして、ニコチンと清涼剤をビーカーに移し、遮光ガラス瓶に全部入れる。
- 遮光ガラス瓶にVGPG混合液をフリーポアラーを使って全部入れる。
- 遮光ガラス瓶に蓋をして、振って液体を混ぜる
- 遮光ガラス瓶にラベルを貼って名前・ニコチン濃度・製造日を書く
- フリーポアラーを遮光ガラス瓶に取り付けて、ユニコーンボトルに入れる。しっかり量を図りたい場合は洗ったビーカーを使う
- ユニコーンボトルにもラベルを貼って、名前・ニコチン濃度・製造日を書いておく
これで完成。メンソール4~5%、ニコチン1.7~1.8%のリキッド 810mlの出来上がり。
僕が1日2ml、1ヶ月60mlものリキッドを消費しているので、これくらいの量があれば余裕で1年もつ。人によっては2年以上もつかもね。
ちなみにニコチン濃度を薄めたい場合は、50mgとか24mgのベース液を買えば大丈夫。半分ならアイコスのマルボロの弱版くらいにはなるんじゃない?
ニコチンは毒物で皮膚から吸収されるものなので、必ず長袖を着てゴム手袋はすること。できれば目も守っておこう。5番の「洗ったビーカー」ってのも、先に入れてたニコチンの残りが、作ったリキッドと完璧に混ざらずに変な位置に溜まっちゃうのを防ぐため。
シリンジに関してはあんまり出番ないけど、普通の自作リキッドなら必須アイテム。↑の工程でも、5番の「しっかり量を図りたい場合は洗ったビーカーを使う」ってところで、ビーカーに入ってる液体の量を微調整する時に使うよ。
というわけで、極限までにケチれば初期費用は1600円、自作リキッド代は5000円、年間ランニングコストは6500~1万円。大体2万円未満でニコリキ生活を送れるという計算になった。
結構長くて有意義な記事になったな……。タバコの話だからメインブログには上げられないのが悲しい……。
もっとVAPEのことを勉強したら、専用のブログ作ろうかなぁ。