違法DLダメみたいな話について
なんかTwitterで「違法ダウンロードしないで、ちゃんと作品を買って!」
って話題が出ててさ。まぁいつものことなんだけども、この手の話題が挙がるたびに、なんかもやもやした気分になるんよね。
「悪党に説教しても意味ねえだろ」
って毎回思っちゃう。そりゃ僕も違法DLは良くないと思うし、違法だって知らずに利用してる人だっているでしょう。
でもさ、消費者にとっては違法DLを使うほうが得するわけじゃない?
その結果、作家が死んだところで、DLしたひとりひとりは「俺のせいじゃねえし」って気分になると思うんよ。いやだって、漫画を違法DLしたところで数百円の得にしかならんわけよ。俺が500円盗んだから作家が死ぬなんて、論理的には正しくても実感が湧かないでしょ。
だから僕は「悪いことだと知りつつも利用するのが、人の心理的に当然の選択」だと思うわけですよ。人間ってそこまで合理的に考えられる生き物じゃねーから。
個人的な意見としては、「もう諦めるしかねえだろうなー」って感じ。違法サイトをGoogle八分にすることはできるけど、読者に良心を求めてもしゃあない。読者もひとりひとりの人間だから、個人が得する行動を取り続ける。「読者たち」という概念がそもそも幻想だからね。
まぁもう、バックエンドとしての創作物はオワコンになっちゃったんだと思うよ。これは消費者のリテラシー云々というか、単純に時代の流れのせい。
だから創作物はフロントエンドとして割り切って、別の方法で儲けるしかないんじゃないかなぁ。
もしかしたら仮想通貨が、違法DLをある程度解決してくれるかもしれないけども。まぁどうしたってデータは流れちゃうかな。
現時点で自分が思い浮かぶのは、パトロンを探すか、YouTuberのごとく作家自身に価値をつけて稼ぐか。後はシンプルにグッズ販売(物質的なものを売る)かなぁ。
もうちょい考えが固まったら、記事にしちゃおうかな。